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活動報告(中部・北陸)

「計装士のためのビジネス&パブリックポリシー」

活動名「計装士のためのビジネス&パブリックポリシー」
講師
福田 一成 講師
アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー マーケティング本部 部長
実施日平成26年(2014年)9月26日(金)14:00~17:00
場所愛知県産業労働センター(ウインクあいち)
参加者26名
主催計装士会
協賛(一社)日本計装工業会
報告者中部・北陸地区幹事 柏原 達司
はじめに

 中部・北陸地区では平成26年度の上期活動として、上記の勉強会を開催しました。
以下、概要をご報告いたします。

概 要(項目)

 ① パブリックポリシーとは
    ・戦後の経済政策俯瞰
    ・エネルギー政策の変遷と計装のビジネス
    ・環境政策と計装のかかわり

 ② 震災後のパブリックポリシー~省エネ
    ・低炭素化
    ・節電
    ・事業継続政策と計装技術

 ③. これからの政策~省インフラとは

 ④. 動き始めた省インフラ政策

 ⑤. 次世代計装技術の展望

講習風景

所 感

 講演のタイトルは、聴講する人達に、その講演で何を伝えたいかを表す最初の短い発信文であり、講師の意とする部分を端的に表していると思います。ビル、又はプラントのどちらを担当しているか、何の職種を担っているかによって、今回の講演から受けたものは違うと思いますが、タイトルの「計装士のためのビジネス&パブリックポリシー」を一見して“何?”と思われた方も、講演後にはなるほどと思わせる中身の非常に濃いものでありました。
 我々の業務は、単に装置(システム)をコントロールし、その計測により状況を的確に捉え更に最適な環境、システムを作り上げることから、常にパブリックポリシー(政策)を意識した「計装」へと進んでおり、BASとして快適環境への制御を主体とした時代からエネルギー政策や環境を支えるBEMSへと、又、BCP(事業継続計画)を構成するに当たり欠かせない機能を提供するための制御へと進化していると解説されました。
 インフラに対する考え方も、システムが広範囲に肥大化していくものへの対応から、長期にわたる維持・継続を見据えたコンパクト、多機能化、長寿命化などによる省インフラ、公共施設の適正配置、コンパクトシティに向けた都市再生型の対応へと転換が今後進められていきます。又、EV充(放)電システムの設置方法についての解説は、我々の身近に有る電気自動車がスマートグリッドにおける機能であり、パブリックポリシーに関連し繋がっているということで、BASが自分の生活環境の一部にもあるのだということを認識させてくれました。
 今回は、BASがいかにパブリックポリシーの一翼を担っていくか、プラント技術者には少々難しかったかも知れませんが、“次回も是非参加したい!“との意見もあり、視野を広く大枠として「計装」をとらえた場合の知識習得には大変に有意義でありました。
 最後になりましたが、講師の福田様にはご多忙中にもかかわらず、幅広いご活躍の中から貴重な講演を頂き大変にありがとう御座いました。今後とも更なるご活躍をご祈念いたします。

以 上