カテゴリー
活動報告(関東・甲信越)

「振動と計測 (計装) 機器」

活動名「振動と計測 (計装) 機器」
講師
田村 純 講師
  三興コントロール㈱ 計測制御サービス事業部 部長
実施日平成30年(2018年)11月24日(火) 14:00~17:00
場所東京電業会館 3F会議室
  東京都港区元赤坂1-7-8
参加者17名
主催計装士会
協賛(一社)日本計装工業会
報告者企画・研修委員 橋本 明洋
1.はじめに

 平成30年度 関東・甲信越地区の勉強会を、平成30年11月24日に東京電業会館にて実施いたしましたので、ご報告いたします。

2.講習会内容

  テーマ「振動と計測(計装)機器」
   次の5つのテーマに分け、講義が進められた。
   1 「振動とは」
    ・振動の表し方
    ・振動量の基本的なパラメータと単位
    ・各パラメータ間の関係

   2 「振動センサ」
    ・振動計測の基本
    ・振動センサの原理
    ・地震動の計測
    ・地震計の校正とトレーサビリティ

   3 「振動の計測と校正」
    ・(産業)計測の意味
    ・振動変移、速度量のトレーサビリティ
    ・振動加速度の国家標準
    ・管理精度と許容値の源

   4 「可搬型低周波校正装置」
    ・振動計校正装置開発の経緯
    ・加震部の概要
    ・校正装置内臓の標準振動センサ
    ・今後の課題

   5 「3.11と加震試験」
    ・計装機器と加震試験
    ・加震のシステム概要
    ・加震の種類
    ・スィープ(掃引)と変調波形加震
    ・共振の探査の重要性
    ・加震試験状況の動画

   計測対象となる「振動」の定義及びその表し方の解説から始まり、振動センサの解説、校正の目的・意義の解説、振動校正装置開発時の課題とその対策を解説いただいた。
   また、実際に行われた加震試験の状況を、動画を交え解説いただいた。

3.まとめ

 本講義では、開発された振動校正装置において、重要となる要素を順序よく段階を踏んで解説いただけたため、目的や課題が大変理解しやすく、参考になりました。また、その周辺技術や校正の考え方等の解説もあり、勉強にもなりました。
 講義のオマケとして、産総研で管理されているキログラム原器公開の動画を上映いただきました。タイムリーな話題とあって、興味深く拝見させていただきました。
 最後に、ご多用中にもかかわらず、講師としてご説明・解説をいただきました田村純講師には厚く御礼を申し上げるとともに、ご参加くださった皆様のご活躍をお祈り申し上げます。

以 上