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活動報告(関東・甲信越)

「在室者の気持ちに寄り添う新しい空調計装の世界」

活動名「在室者の気持ちに寄り添う新しい空調計装の世界」
講師
福田 一成 講師
  アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー マーケティング本部 シニアアドバイザー
実施日令和元年(2019年)11月27日(水) 14:00~17:00
場所東京電業会館 3F会議室
  東京都港区元赤坂1-7-8
参加者21名
主催計装士会
協賛(一社)日本計装工業会
報告者企画・研修委員 稲生 充
1.はじめに

 令和元年度 関東・甲信越地区の勉強会を、令和元年11月27日に東京電業会館にて実施いたしましたので、ご報告いたします。

2.講習会内容

 テーマ「在室者の気持ちに寄り沿う新しい空調計装の世界」 

 次の4つのテーマに分け、講義が進められた。
   1「新しい空調計装のためのBEMS要素技術」
   2「パーソナル温冷感情報による空調制御」
   3「個人が選択する温冷空間」
   4「さらに気遣いあふれるおもてなし制御」
    ~設備の制約を制御でカバーする工夫~

講習風景
3.まとめ

 室内温熱制御において室温設定は最重要ファクターであるが、従来の温度設定 方法には以下の問題があることを教えていただきました。  
  ・建物の消費エネルギーが増加
  ・熱いと感じる人、寒いと感じる人の対立
 クラウドBEMSなどのプラットフォームの整備により、在室者は、『熱い』『寒い』 (パーソナル温冷感情報)をスマートフォン等を利用して申告することが可能と なり、システムが空調の設定値(室温設定など)を決定、過剰な設定値にならな い制御が可能となった事を教わりました。(温冷感申告空調の工夫)
 最後に、ご多用中にもかかわらず、講師としてご説明・解説をいただきました福田一成 講師には厚く御礼を申し上げるとともに、ご参加くださった皆様のご活躍をお祈り申し上げます。

以 上