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活動報告(関東・甲信越)

「UTPケーブルの取扱い」 

活動名UTPケーブルの取扱い
講 師槇野  泰 講師
  株式会社ネットアルファ 常務取締役
小西 治彦 講師
  全国情報配線施工技能士会 理事
実施日令和5年(2023年)11月17日(金)13:30~16:00 
参加者15名
主 催計装士会
報告者
企画・研修委員 稲生 充  太平電業㈱
        

1.はじめに

 今回は、「UTPケーブルの取扱い」について槇野先生、小西先生に講義いただきました。コロナ渦の終息に伴い、約3年ぶりに面着による勉強会の実施となりました。以下に、内容につきましてご報告致します。

2.勉強会内容

1)テーマ「UTPケーブルの取扱い」

次の8項目に分けられ、勉強会が進められた。

  1. UTPケーブル概要
  2. UTPケーブルのカテゴリ
  3. UTPケーブルの保管・敷設に関する注意事項
  4. UTPケーブルの成端処理
  5. UTPケーブルの成端処理実技
  6. UTPケーブルの試験・測定
  7. UTPケーブルの試験・測定器具
  8. まとめ

2)概要

 ① UTPケーブル(平衡ケーブル)とは

  「ツイストペアケーブル」と呼ばれるケーブルの一種で、絶縁された二本の銅の線材を撚り合わせた物を何対か束ねて一本のケーブルにしている。よく使用されているのは2対4本の4線式と4対8本の8線式がある。また、1対2本というものもありこれは電話線に使用されている。

② UTPケーブルのノイズ対策

UTPケーブルは主に2種類の対策がされている。一つが導線の撚り合わせである。内部導線を2本ずつ撚り合わせることにより、外界から受ける環境ノイズの干渉を抑えることができる。そのため、施工の際はなるべくペア線の撚りを維持することが大切である。2つ目がシールドによる対策である。UTPケーブルのシールドは2種類あり、より線ごとにシールドを付けるものとより線全てをまとめてシールドを行うものがある。シールドの種類は平衡ケーブルの略語で確認することができる。

③ UTPケーブル及びF/UTPケーブルの成端処理実技

成端処理実技は講師の方が作業を行いその様子を見学した。今回行ったのはUTPケーブルとF/UTPケーブルのジャックとプラグの成端作業を見学した。先生に作業要領を一つ一つ説明いただいたので非常に分かり易く理解する事ができた。また、使用するコネクターによって圧着工具が変わること、施工上の注意点など多くの事を学べた。

3.さいごに

今回の勉強会ではUTPケーブルの基本知識から保管・施工上の注意点、成端処理の実技、試験・測定の方法を学びました。ケーブルをカットし現場同様に成端処理を見学する事で、より一層UTPケーブルに関わる一連の作業要領について理解を深めることができました。参加者皆様におかれましても、今後の業務への一助となる様な内容であったのであれば幸甚です。

最後に、ご多用中にもかかわらず、講師としてご説明・解説をいただきました槇野 泰 先生、小西 治彦 先生には厚く御礼を申し上げるとともに、ご参加くださった

皆様のご健勝とご活躍を祈念いたします。

以上

[執筆者紹介」

稲生 充(いのう みつる)

太平電業(株)

工事本部 火力管理部

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