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活動報告(四国)

『振動と計測(計装)機器』

活動名『振動と計測(計装)機器』
講 師
田村 純 講師
 三興コントロール㈱ 計測制御サービス事業所 校正技術部 部長
実施日平成30年(2018年)7月18日(水)14:00~17:00
場所サンポートホール高松 51会議室
 香川県高松市サンポート2-1
参加者23名
主催計装士会
協賛(一社)日本計装工業会
報告者四国地区担当幹事 藤田 勝治
はじめに

 四国地区では、平成30年度上期の地区活動として、7月18日に勉強会を開催いたしました。以下に概要を報告いたします。

テーマ内容

 テーマ:『振動と計測(計装)機器』
   下記の5つの話題に分け、振動の表し方、振動センサーの計測原理、振動のトレーサビリティーの担保、可搬型の振動計校正装置等のタービン監視計測機器の校正装置、計装機器の加振試験等について、専門的な見地から丁寧に解説、ご教授いただきました。
  ① 振動とは
  ② 振動センサー
  ③ 振動の計測と校正
  ④ 可搬型低周波振動計校正装置
  ⑤ 3.11と加振試験

田村講師

勉強会の様子

勉強会の様子

所 感

 講師の田村様には、昨年に引き続き今年も講義をしていただきました。
 今回は、3.11の地震後、BWR原発では発生水素ガスベント(排気)システム関係の計装機器、電気機器の振動試験を3.11を考慮した形で行う必要が生じ、メーカー殿から依頼されて加振試験を担当されたこと等から、『振動と計測(計装)機器』と題して振動計測に関して詳しくご紹介いただくとともに、加振試験の映像や写真を交えながら、加振試験の苦労話や注意点、計測機器の地震に対する弱点個所等について貴重なお話を聞かせて頂き、大変勉強になりました。
 ご多忙中にもかかわらず、講師としてご説明・ご解説を頂きました田村様に厚く御礼申し上げるとともに、ご参加頂いた皆様の益々のご活躍をお祈り申し上げます。

以 上